ノベル部!

気まぐれに小説を書いていきます。

小説

【小説】異世界ハーレムに憧れて #.2

聞き慣れない単語が飛び出て、思わず首を傾げる。 「転生の巫女?」 「はい。私たち転生巫女の血族は、次元の異なる世界から勇者の候補となる人物を転生させる能力を持ちます。ユウキ様は私たち転生巫女の血族により召喚されたのです」 要するに、やはりここ…

【小説】異世界ハーレムに憧れて #.1

あれ? 俺は昨日ゲームをしていたはずだ。そのあと……そのあと? そのあとどうしたんだっけ? 寝転んでいた場所から辺りを見渡してみると、どうやら自分が牧草らしい草の上に横になっていたとわかった。周囲は薄暗く、まだ夜が明けきっていないようだ。 体を…